遡ること2023年のジャンボ大会(15人団体戦)にて、私が終局後、対戦相手チームのお一人から声をかけられました。
「浅野先生ですよね?
「ハイ、私ですが(対局に疲弊しきっている)」
話を聞くとその方は、23区対抗囲碁大会の練馬代表の幹事の方なのでした。
コロナ禍で3年間開催されず、昨年3年ぶりに開催(最大23チームのはずが14チームしか集まらなかった様子)した大会が今年2023年も開催されることになり、メンバーを探しているとのこと。
この23区対抗戦は
一般枠 5名(オール互先、ハンデ無し)
青年枠 1名(高校生~30歳、オール互先、ハンデ無し)
女性枠 1名(置き石ハンデあり)
子供枠 2名(中学生以下、置き石ハンデあり)
という9人で1チームが構成されるそう。
なるほどコレは各区の幹事の方はメンバー集めが大変そうですね。
今年は7区が参加できず16区が集まったそうです。
女性枠、子供枠は置き石でハンデがもらえることもあり、この枠狙いで呼びかけをしたところ、
何人か参加希望をいただきましたが先着順だったこと等いろいろあり、TくんとRちゃんが選手として参加することになりました。
私も参加したかったのですが、日曜日の午後は基本的に老人ホームでの囲碁教室があるため参加できず。
そしてこの大会、その区にゆかりがある人物ならばその区の代表として出ても良いというルールがあり(ゆかりとは!?)、
ならば奈生先生(日曜対局講師)を引っ張ろうとスカウトしたのですが、拠点である千代田区代表として毎年出ているとのことで断られてしまいました。
さてドギマギしていた結果ですが、なんと練馬区は過去最高位となる3位入賞!
しかもTくんが急所で勝ち、チームの勝ちに貢献したようです。
素晴らしい仕事をしましたね・・・!
さらになんと区を代表して壇上にあがらせてもらったようです!
日本棋院2階大広間の壇上に立って表彰されることは、すごいことです。
また驚いたのが、早く終わった子は女流プロ棋士に指導碁を無料で打ってもらえるらしいということ。
吉原由香里プロ(旧姓:梅沢。かのヒカルの碁の監修)、木部プロ、横田プロが来ており、Rちゃんについては3人に打ってもらったとのこと!
これは良い経験になりましたね・・・!
大会の持ち時間はひとり40分なので、最長1局80分かかるものとして対局が組まれていきます。
全3局だったようですが、12時に1局目が開始、閉会式が17時だったみたいなので丸一日ですね。
同行された保護者の方も大変お疲れ様でございました!
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