こんにちは、浅野です。
普段のレッスンだけ囲碁に触れるのではでなく、自宅で練習することで加速的に上達します。
宿題の問題を並べて自分で考えてみたり、お手本(棋譜)を並べたり、自分一人で対局したり、コンピュータとの対局を碁盤で並べたり、活用方法は無限大です。
レベルに応じてご自宅でできる勉強法は異なりますので、個別にご相談ください。
お子様の課題やレベルにあったご自宅での学習方法をお伝えいたします。
さて今回はご自宅で勉強するための囲碁用品について説明します。
様々なメーカーに様々な販売店があるため「どこで何を買ったらいいの?」と質問をいただくことが増えてきたためお伝えします。
結論から申し上げますと、店舗としては「囲碁ラボジャパン」が最もオススメです。
オススメする理由としては、品質がよく値段がリーズナブルということに尽きます。
当教室の碁盤、碁石は基本的に囲碁ラボジャパンから購入することが多いです。
日本棋院から買うこともありますが、日本棋院はモノはしっかりしているのですが、値段が高いのが気になります。
一方囲碁ラボは同じようなクオリティの商品が割安で販売されていることが多いです。
(囲碁ラボで日本棋院の取扱商品も販売していますがやはり日本棋院価格の定価なのであまりオススメしません)
更に囲碁ラボは、囲碁ラボオリジナル商品を出しており、この品質の高さと値段がリーズナブルなことは特筆すべきものがあります。
■碁盤について
6路、7路、9路、13路、19路と5種類あります。
7路の裏が9路になっていたり、13路の裏が19路とリバーシブルになっていることが多いです。
6,7路の期間は短く、すぐに卒業し9路に移行しますので6,7路の購入の必要はないと考えています。
よって使う時間が長い、9路、13路、19路の3つがオススメとなります。
材料も値段と品質のレベルとしては、塩ビ⇛MDF材木⇛桂、ヒバ等⇛榧 とランクがあがっていきます。
塩ビは打ち心地が良くないですが、丸められたりするためスペースを取りません。
MDF材木はそれなりの打ち心地があります。値段も大変リーズナブルです。
新桂やヒバ等の材木は厚みがあり打ち心地も良いですがMDF材木に比べると少し高いです。
■碁石について
碁盤のサイズによって個数が異なります。
また、材質も主に3種類あり、値段と品質のレベルとしては、プラスチック⇛硬質ガラス⇛ハマグリ(白)と那智黒
(黒)と3段階あります。
プラスチックはリーズナブルですが、打ち心地がイマイチです。
硬質ガラスはバランスが良いです。
ハマグリと那智黒はとても打ち心地がよく、質感も抜群です。
更に碁石は厚みが熱くなるにつれ料金が上がっていきます。
当教室では、9mmと厚めの硬質ガラスやハマグリ(白)と那智黒(黒)を使っています。
碁石・碁盤を持っていないことを前提に考えてこれらを総合すると、
初めて囲碁セットを購入する場合は以下がおすすめです。
(主にランクなし~Cランク向け)
※すでに碁石・碁盤のいずれかを持っている場合等は碁石・碁盤のセットではなく単品での販売をしていますので各自ご確認ください。
どちらが良いかは好みといえますが、私個人としては値段の差の割に品質としては②の方が良いため②をオススメしています。
Dランク以上ですと、19路盤がメインとなるのでオススメとしては、
となります。
これ以上の品質、例えば碁盤だと榧、碁石だとハマグリ(白)と那智黒(黒)を求めると値段が跳ね上がります。
いきなりこういった高級セットを買うよりは、まずは手始めに上記③や④のセットを買うことをオススメします。
ちなみに私のオススメとしては④です。
19路盤に進んだということは1つのステータスで、頑張って囲碁に取り組んできたことを意味します。
囲碁を続けられるか分からない状態の9路や13路ではなく、19路が打てるようになり、これから更に本格的に打ち込んでもらえたらという願いを込めて、それなりの打ち心地のよい碁石と碁盤で練習してもらう方が良いと考えるためです。
ちなみに私は子供の頃(13歳くらい)に親から「初段になったら良いセット」を買ってあげると言われ、目の前に人参をぶら下げられた馬のように頑張って昇段し、そこそこ良いセットを買ってもらった記憶があります(7万円くらいのの碁盤、碁石セット)
良い碁盤、良い碁石というのはやはり打ち心地が異なり、特に子供はその感性が敏感です。
ハマグリ・那智黒と打ち心地の打ち心地の違いがそこまで分からない私ですが、敏感な子どもたちからは「ガラスは打ち心地がイマイチなんだよね」や「ガラス石は肩が凝る」等違いがわかるようです・・・(汗)
ご不明点があれば遠慮なくお問い合わせください。
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