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学びに10倍の差が出る!?「自分から学ぶ」ことの大切さ 〜ゴンドラ猫の実験より〜

こんにちは。いつもご受講いただきありがとうございます。


突然ですが、最近私が学んだことで衝撃的なことがありました。

ぜひ共有をしたいと思い記事を書いています。


当教室ではこどもたちができるだけ 「自分から」「能動的に」囲碁や算数に向き合えるよう指導をしています。


「やらされる」よりも「やってみたい!」という気持ちから取り組むほうが、ずっと力になると信じているからです。


いいから早く本題に入ってよ、という声が聞こえてきそうですので、本題です(笑)


「ゴンドラ猫の実験」を知っていますか?


ちょっとユニークな実験をご紹介します。

1963年、心理学者のヘルド氏とヘイン氏が子猫を使って行った、通称 「ゴンドラ猫の実験」 です。


登場するのは2匹の猫。


  • 1匹の子猫は自分で歩いて、まわりの景色を体験しました。

  • もう1匹はゴンドラに乗せられて、同じ景色を「ただ見るだけ」。


結果は大きな違いが出ました。

自分で動いた子猫はしっかり成長したけれど、見ているだけの子猫はほとんど成長しなかったのです。


もう少し具体的にいうと、歩く猫はちゃんとした視覚と運動の認識を発達させたのに対し、乗っていた見るだけの猫は段差を認識できず、物にぶつかり、しまいには自分の手すら目で追えなくなってしまいました。


乗ってみるだけ猫の視力が悪かったとか、脳がもともと悪かったわけではないのです。


「見る」ひとつとっても、これだけの差ですから、聞くことや考えることにも当然当てはまりそうですね。


与えられた同じ課題について、「やらされる」のと、自分から「やってみる」のとでは、結果に大きな差が出てくるということです。


もともと当教室では、子どもたちに

  • 「できた!」

  • 「わかった!」

  • 「楽しい!」


と感じてもらえるよう努め、主体性を持って学べるよう注力をしてきました。

その積み重ねが、子どもたちの 「自ら学ぶ力」 を育てていくと考えているからです。


子どもが自分の力で学んでいく姿勢は、勉強や仕事など何をするにしても一生の宝物になります。


これからはより一層、一人ひとりが囲碁や算数を通じて「自分から学びたい!」と思える教室づくりをして行こうと思います。


・・・その前に、先ずは自分自身がゴンドラ猫にならないように気をつけねば・・・!汗

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