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7/16㈯に日本棋院にてオールアマ団体戦がありました。
この大会はアマチュアの大会ではひじょ~~~にレベルが高く、無差別クラスのメンバーをみると全国大会優勝者がゴロゴロ。
自分が無差別クラスで出るとなるとゾッとするレベルです😅
さて今回は大人も混じって良い大会ですので、私は即!出場を決意しました。
団体戦が昔から大好きだからです。燃えるのです。
自分が負けてもチームが勝ったり、またその逆もあります。
チーム一丸となって「頑張ろうぜ!!」という空気が好きなのです。
今回当教室からは2チームが出ました。(3人×2チーム)
無差別クラス、A~Dクラスと5つのクラスから成り立っており、
2チームともDクラスでの出場となりました。
↑Dクラスの風景(一部)です。青丸が我がチーム。
いずれも手前から、主将、副将、三将という順番になっています。
相手はDクラスで私達以外で唯一のこどもチームでした。
このように横に並び、3人が同時に対局を行います。
持ち時間が1人40分で、対局時計を使います。
大人からするとこの40分と言うのはとても短いのですが、総じて早打ちなこどもからするとたっぷり時間があったことでしょう。
対局時計になれてないお子様もいらっしゃと思いますが、押し忘れても時間切れになることはほぼありませんから、良い経験になったのではないかと思っています。
↑副将は自分の対局が終わり、3将の対局を気にしてみています。
団体戦ならではの風景です「おい!がんばれよ!」という聞こえない声がいまにも聞こえてきそうです。
Dクラスでもやはりレベルは高く、Dクラスの平均棋力は間違いなく一桁級でした。
主将は2、3段くらいが平均で、全体平均が5級くらいでしょうか。
どんなに棋力差があっても、最大ハンデが5子まで(5級差のハンデ)しかもらえないのでかなり厳しい状況だと思っていました。
目標としては、各個人は1勝で、チームとしても1勝です。
なんと結果は大変素晴らしく、個人で2勝2敗が3人もいました(ちひろくん、いっしんくん、わたるくん、ブラボー!)
個人で2勝するのはかなり大変な大会です。
3人は大会実績を鑑み即日ランクアップです。
そして素晴らしいのがチームの結果です。
Aチームが2勝2敗、Bチームが1勝3敗とチームと余裕で目標達成をしています。
とくにAチーム(私が出場しているチーム)は最後チームが勝てば入賞していた可能性があったと思います。
私が負けてチームも負けるわけには行きませんから、最終戦前にはチームメイトのアキ君とちひろ君と「入賞できるかもしれないから頑張ろうぜ!」と結束を固めたのでした。
個人戦なら形勢が悪ければ投了することもありますが、団体戦は別です。
最後の最後まで、勝機がわずかでもあればそれは粘ります。そう簡単に諦めるわけには行きません
↑持ち時間も短く、形勢もよろしくないためけっこー焦っていました。
辛抱強く粘りチャンスを伺っていました。
周りにこんな人がいたのか、と写真を見て初めて気づきました。
保護者の方からも「先生のギャラリーすごかったですよ!」といわれたのですが全く気づきませんでした。
有段者相手に置き石を置かせて戦うのは厳しいものがありましたが、私はなんと全勝し、囲碁年鑑2022をいただいたのでした!
大人との真剣勝負、持ち時間40分の長丁場試合など勝ち負けは抜きにして良い経験になったのではないかなあと思っています。
強くなるためには目の前の1局をひたすら集中し、勝っても負けても「次はこうしよう」と改善が必要です。
また来年も出れたら良いなあと強く思いました。
と思っていたら10/10㈷にオールアマ団体戦(5人団体戦)があるようです!
2チームは厳しいと思うので選抜の1チームで臨みたいと思います。
また近々アナウンスします。
とにかくハイレベルな大会で驚かされました。
保護者の方もとてもハラハラされていたと思います。
参加されたお子様の対局もみましたが、皆確かな成長が感じられてとても嬉しい気持ちになりました。
ハードで長丁場な一日大変お疲れ様でございました!
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