こんにちは。浅野です。
囲碁の良いところの1つに、実力差があっても対等に楽しむことができる、ということが挙げられます。
それは、実力に応じて置き石「ハンデ」をもらえるからです。
イメージ的には、100m走で戦うときに早い人は0m地点からスタートするのに対し、
遅い人は50m地点からスタートできるようなイメージです。
そうすることで、お互いが全力で走ってもゴールの時点ではいい勝負になっている、という寸法です。
囲碁においても、級や段という目安があります。
この級や段の差によって何子で打つのか(手合)が決まります。
下手は事前に陣地が作りやすいところに石をいくつか置いた状態で始めることができます。
ただ級はあくまで目安であること、大会に出ないお子様もおられたりするため、
なかなか適正な手合はどのくらいか?を判断することはなかなか難しい問題なのです。
ハンデを間違うと負けが続いたりしてやる気を無くしてしまう場合もあるので、お子様にとってはなかなか由々しき問題なのです。
そこで、適正な手合で楽しく打てるように当教室では21年6月よりランク制を採用しています。
概ねお子様の実力に応じるのですが、具体的には、お友達との対局、プリントの理解度、講師との対局などを総合的に判断してランクを決定します。
始めたばかり→ランクなし
9路で一人で終局まで打てる→Aランク
13路で一人で終局まで打てる→Cランク
19路で一人で終局まで打てる→Eランク
強くなるごとにA→B→C→D→E→F・・・とあがっていきます。
このランクにより何子で打つのか(手合)を決定します。
現状のランクで一定数勝ち越した場合はランクを随時上げていきます。
こうすることにより、客観的に自分の実力を把握することができ
強くなればランクが上がっていくという成功体験を味わうことにも繋がります。
一度上がったランクは原則下がりませんのでそこはご安心ください。
また、このランクは当教室のみでのランクになりますのでご注意ください。
※大体このランクなら何級という目安はあるので、ご不明点等あれば遠慮なくお問い合わせください。
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